5月1日は青森県内全域ですっきり晴れ渡りました。
八甲田には多くのスキーヤーが訪れ、雄大な自然を楽しみながらシュプールを描きました。春の八甲田、空からの眺めとともに紹介します。
標高1314mの八甲田ロープウェー山頂公園駅です。
1日は始発便から定員いっぱいの運行が続きました。
お目当ては、雄大な自然が織りなす絶景です。すっきり晴れ渡った1日は、遠く岩木山までの眺めが一望できました。
1日は、この景色と雪を楽しむためだけに山頂まで来た人も多く、好天に恵まれた春の八甲田だからこそ過ごせる時間を満喫していました。
静岡から訪れた人
「宇宙に近いなと思いました。僕たちの住むところにすぐ富士山があるのですが、富士山も雄大ですけれども、八甲田もすごく雄大です」
1日の最高気温は山頂公園駅で6.6℃、中腹にある酸ケ湯では2025年一番となる15.6℃を記録。絶好の行楽日和となりました。
山頂公園駅の積雪は1m50cm、山スキーにいざ出発です。
市川麻耶 キャスター
「スキーヤーたちが澄み切った青空のもと、大自然のなかに飛び込んでいきます!」
スキーヤーたちは晴れやかな表情で雪の感触を確かめ、景色を楽しみながらシュプールを描いていました。
八甲田ロープウェーでの春スキーを楽しめるのは、あともうしばらく。大型連休期間中までとなっていてます。
スキーヤー
「毎年来ています。自然の中を滑れるところが楽しい、登っていても楽しい」
「『The Day』と仲間で言っています。こういう条件がそろった日。風もないし」
春の足音は里から山へと少しずつ、そして着実に高まっています。
標高約520mの萱野高原の周辺では、キクザキイチゲが可憐な姿を見せていて、八甲田はこれから日を追うごとに季節が進み、新緑へと衣替えします。