敷地内に神社⁉ 古びた鳥居が連なる参道の廃道
落ち葉が積もる廃道の脇には沢があり「すごい!対岸にも道がいっぱいある!敷地内にこんなに廃道がある温泉はない」と早くも興奮気味の鹿取さん。さらに、廃道から見上げると、かなり高い場所にはアーチ状の巨大な橋の痕跡も。
(道マニア・鹿取茂雄さん)
「あの橋もたぶん使われていない廃道。何のための橋だったのか解決したい」
対岸に造られた謎の道に、高い場所に造られた巨大な白い橋。これらが何のために造られた道なのか、調査したいと言う鹿取さん。普段見ることができない光景に、ワクワクが止まらない様子です。

2人は、対岸の廃道を目指すことに。すると…
(道マニア・鹿取茂雄さん)
「鳥居みたいな、参道らしきものがある」
対岸の廃道には古びた赤い鳥居がいくつも連なり、道が崩れないよう石が積まれています。「白玉稲荷大明神」と書かれた鳥居をくぐった先には、綺麗な状態に保たれた神社が出現!

2人は参拝し、さらに奥へと続く道を進みます。すると、川にまたがる石造りのアーチ橋を発見!
(道マニア・鹿取茂雄さん)
「石の形を整えてしっかり積まれている。あそこに庭園っぽいものがあるので、もともと流れていた沢を整備して、水の流れをお客さんに見せようとしていたんじゃないかと思う」
鹿取さんは、渓谷を楽しむための遊歩道だったのではないかと考察し、思いを馳せます。

さらに先へ進むと、川沿いの道は敷地外にあるマンションの私道へと繋がり、立ち入り禁止区間は終わります。