長野県須坂市の医療機関で2023年、透析治療中の男性に誤った薬を投与して死亡させた疑いで、警察が女性看護師を書類送検していたことが、捜査関係者への取材でわかりました。

捜査関係者によりますと、須坂市の医療機関で2023年、透析治療を受けていた患者の男性が、使用を禁止されていた薬を投与され、その後死亡しました。

男性には薬の一部にアレルギーがあったということです。

警察は、薬の使用を禁止するカルテの確認を怠り、男性に誤った薬を投与して死亡させたとして、これまでに当時、看護師長を務めていた女性看護師を業務上過失致死の疑いで書類送検したということです。