福岡県田川市の村上卓哉市長(54)が部下の女性職員との不倫を認めた問題。

30日、田川市議会に再び不信任決議案が提出されましたが、否決されました。

30日午前田川市議会では臨時会が開かれ、村上卓哉市長に対する不信任決議案が3月に続いて提出されました。

採決の結果は賛成9、反対9で、賛成が可決に必要な出席議員の4分の3を下回り否決されました。

この問題をめぐっては、村上市長が50代の秘書の女性職員との「不倫関係」を認める一方で、女性職員の代理人弁護士は「不倫ではなくセクハラだ」と訴えています。

田川市 村上卓哉 市長
「しっかりと説明責任を果たすべきというふうに受け止めています」

村上市長は改めて辞職を否定し、今後公平委員会や第三者委員会で説明していく考えを示しました。