宮崎市鏡洲での山林火災では、消火や住民の安全確保などに地元の消防団が大きく貢献しました。その消防団の活動などについて見ていきます。
消防団は、ふだん、それぞれの仕事についていますが、火災や災害が発生すると自宅や職場から現場に出動します。
いわば「地域防災の要」を担っています。

現在、宮崎市消防団の団員数は2271人ですが、市が定める条例定数は2493人で、200人余り団員が不足していることになります。
また、宮崎市消防団の団員数の推移を見ると、年々、減少していて、6年前と比べるとおよそ400人減っています。

その原因としては、人口減少や若者の地域離れなどが挙げられますが、それに伴い団員の高齢化も問題になっているということです。

こうした問題を解決するために、宮崎市消防団ではCMやポスターなどで消防団活動の周知や団員の募集を行い、人材確保に努めているということです。