愛媛MPは29日ホーム開幕シリーズ3戦目で香川オリーブガイナーズに大勝、うれしいホーム初勝利です。

徳島戦2連敗から巻き返しを図る愛媛は、初回から持ち前の機動力が炸裂します。

先頭の三上がフォアボールで出塁すると、2番・塚本の初球にいきなり盗塁成功。

さらに塚本の送りバントが相手のエラーを誘い労せずして三上が生還。ここで塚本のスチール!キャッチャー悪送球で3塁へ。

そして3番上野がしぶとくタイムリーを放ち…盗塁にも成功。相手バッテリーを揺さぶり続けます。

満塁からの押し出しに加え、打者一巡後には再び1番三上。これが2点タイムリー!愛媛は初回に7点を先制します。

波に乗った愛媛は続く2回も1塁3塁の場面で6番竹内。さらにカープアカデミー出身、メヒア。

新入団組が猛アピールすれば、3回には負けじと4年目大城もタイムリー2ベースを放つなど、愛媛は3回までに7盗塁を絡め大量13点をもぎ取ります。

一方の先発、カープアカデミー出身、ドミニカ人のデ・ロス・サントスは立ちあがり1番、2番を連続三振に斬ってとるなど、最速151キロのストレートを武器に2回を無失点と好投。

また3番手、高卒2年目佐山も球威十分の直球で3回を1失点、2800人のファンに猛アピールします。

結局13対3で大勝の愛媛。悪夢の連敗から一転、ホーム開幕3連戦を笑顔で締めくくりました。

(塚本浩平キャプテン)
「1戦目、2戦目は情けない試合をしてしまったので、どうにか3戦目だけは死に物狂いで、チームで勝ちに行こうという思いの中で、30日戦えたかと思います。これから結果で取り返していけるように頑張って行きます」