2025年に急激に増加している『警察官をかたった特殊詐欺』で新たな被害です。青森県内に住む50代女性が、7回で総額1600万円をだまし取られる被害がありました。
被害にあったのは、県内に住む50代の女性です。
警察によりますと女性には3月下旬、ドコモの社員を名乗る男から「電話番号が不正に使われていて、警察から無関係証明書を発行してもらわなければ、携帯電話が使えなくなる」と連絡がありました。
その後、福岡県警や検察庁を名乗る男らに電話がかわり、詐欺に加担している容疑がかけられ、容疑を晴らすために優先調査費用を振り込むことなどを指示されたということです。
女性は、4月7日までに7回にわたって総額1600万円を振り込みました。
県内で2025年に発生した特殊詐欺は57件で、前の年の同じ時期の4倍以上で、全体の半数近くが警察官などを名乗るものです。