24時間体制のケアを夫婦ふたりで 「追い込まれた時期もあったけど・・・」

共働きの馬場さん夫婦。
ふたりとも実家は福岡県外にあり日常的に頼ることができません。
夜間も4時間おきに交代で起きて娘をみる毎日。

平日の夕方1時間だけ、看護師やケアマネジャーによる入浴などのサポートを受けています。

みちるちゃんの母 馬場あつみさん(36)
「この1時間の間に家事を終わらせて、あとは一緒に遊んだりできるようにしています。私も最初のころは育休中だったので、育休を延長して1日中家でみていたんですけど、もうほんとに精神的に参ってしまって。ちょっと性格が私自身変わってしまうぐらい追い詰められてた時期もありました。でも、やっぱりそれをずっと支えてくれてたのが看護師さんたちなので」

口から食事をとることができないため、胃に穴を開けてつくった胃ろうに栄養を注入しています。

訪問診療に訪れた医師「きょうお母さん食事はなんですか」
あつみさん「鮭と白菜のクリーム煮が入っています」
訪問診療に訪れた医師「お母さんすごくいろんなものを作ってくださっているんで栄養満点」