コールド負けするも、強豪大分商業から得点
迎えた県選手権支部予選、相手は強豪、大分商業です。センターで5番の池田さんは2回裏、チーム最初のヒットで出塁します。さらに4回裏、1アウト2塁1塁のチャンスでも。センター前に運んでチームの初得点につなげ、相手エースからヒット2本の活躍を見せました。

(母・美紀さん)「本当にうれしかったです。打てた!と思って思わず打ったときにちょっと飛び跳ねてしまいました」

しかし、6回からマウンドにあがった池田さんが大商打線に捕まり14-1、6回コールドで復活の初戦は幕を閉じました。
(由布高校野球部・世利謙典監督)「一生懸命やったから充実感というか野球を頑張ったなというのを感じていると思うんですよ。覚悟を持って戦っていこう、わかった?」「はい!」

(池田康平主将)「負けたんですけど、みんな笑顔でやり切ったのがよかったかなと思います。これぞまさに高校野球って感じがするんですけど、1日1日を大切に使って絶対勝てるようなチームになっていきたいと思います」
部員がそろったいま、目標は夏の全国高校野球県大会での1勝。高らかに校歌を歌う日を目指す挑戦が続きます。