熊本大学病院は、患者の名前や手術記録など582人分の個人情報が外部に漏えいしたことを明らかにしました。

漏えいした個人情報は、過去に熊大病院で入院・手術等を受けた患者の名前や病名、手術記録などで合わせて582人分です。


熊大病院によりますと、今月10月10日 勤務する男性医師(40代)が古い医学書などを処分する際に、患者の個人情報が記載された書類に気づかず医学書と一緒に廃棄したということです。


廃棄されたのは地域の資源物置き場で今月21日、近隣の住民から「熊大病院の書類があり、患者の名前も含まれている」と大学病院に連絡がありました。


病院側はすぐに全ての書類を回収し二次被害はないとしていますが、男性医師の処分について検討しています。