佐賀県吉野ヶ里町の職員が町長のパワハラを訴え死亡した問題をめぐって、町が第三者調査委員会を設置することになりました。

30日午前、吉野ヶ里町議会で第三者委員会を設置するための関連経費を盛り込んだ補正予算案が、全会一致で可決されました。

「原案の通り可決されました」

吉野ケ里町役場

町によりますと、去年11月、当時、財政協働課長だった男性が伊東健吾町長からのパワハラを訴え、死亡しました。

4月4日

町の調査では、パワハラにはあたらないと判断されましたが、区長会の会長が4月、調査の要望書を町議会に提出。

こうした動きを受け町は、町長によるパワハラがあったのか調べる第三者委員会を設置することにしたものです。

伊東町長は、「委員会に公正な立場で判断してもらえると思っている」と話しています。