“タイ米”輸出拡大 匂いや食感は?

タイ・アユタヤにあるコメの生産工場では、日本へのタイ米の輸出が急増していると言います。

タイ米製造会社『ワンナポップ』タンヤワン‧パッタポンCEO
「去年1年間の輸出量は250トンでしたが、今年は4か月間で既に800トンに上っている。大幅に増えました」

タイ米といえば、1993年の記録的なコメ不足で政府が緊急輸入した過去も。しかし、日本米とは異なる味や食感が敬遠され、スーパーでも売れ残っていました。

価格高騰とは言え“味の不安”は払拭されているのでしょうか?実際にタイ米を扱っている都内の店に行ってみると…

――何を買った?

買い物に来た男性
「ガパオライス。タイ米は香辛料みたいなのがかかっててやっとおいしい感じ。独特の香りがある」

買い物に来たカップル
「味はタイ米の方が香りがもう少し広がる感じ。彼女がよく作るインド料理やアジア系の料理にはタイ系のお米で任せているので、そういうときに使い分けている」

タイ米への関心は広がっている様子。価格も5㎏4125円と日本米と大差はありませんが、去年の夏以来、売れ行きは好調だといいます。

タイの会社によると、現在輸出しているのはタイ米の中でも最高級の品種とされる「ジャスミンライス」がメイン。日本人向けに改良を加えていると言います。

記者
「日本の炊飯器で炊いたジャスミンライスですが、ふっくら炊きあがっています。やわらかくてもちもちしています。日本のコメに近いです」

タンヤワン‧パッタポンCEO
「柔らかさや甘さを科学的に実験し、日本人が満足する品種を追求しました。日本人がタイ米を試すチャンスだと思っています」

コメ高騰をきっかけに海外企業が熱い視線を向ける日本のコメ市場。コメの価格の安定はいつになるのでしょうか。