朝日町では、きょう大人である自覚と誓いを立てる二十歳のつどいが開かれました。

艶やかな振り袖姿に、凛々しいスーツ姿。

参加者の親「こんなに大人っぽくなると改めて 私が着ていたものを着てもらっている」

参加者「かわいく着られた」

朝日町では、県外にいる人も参加しやすいように、毎年この時期に二十歳のつどいを開いています。



今年の二十歳のつどいの対象者は男女合わせて51人。中学時代はみんな同じ学び舎で過ごした仲間です。きょうは当時の中学校の恩師が二十歳になった教え子に今の思いを伝えました。



中学時代の恩師「昨年残念ながら(教え子が)命をなくしました。自宅の火災による惨事だった。こんな悲しい再会はない。自分の命を大切にしてください。そして周りにいる人の幸せを願える社会人になってほしい」

代表 若月怜音さん「楽しいこと挑戦すること時には、失敗することもありますが、お互いにがんばっていきましょう。夢に向かって‥‥」

そして町から贈られたのは特産品のひとつ「ワイン」です。このワイン、実は参加者が中学3年生の時に収穫したぶどうで作られました。

肝心のお味は?

「肉と合いそう。最高です」「素敵な味でした」「めっちゃいい!めっちゃいい!」

ワインのラベルは当時の自分がデザインしたもの。5年の時をこえた贈り物です。

「今だったらもっと上手く描ける」

若者たちの描く未来は。



宮城の消防士「一人でも多くの命を救って立派な消防士になれるようがんばる」

国際法を学ぶ学生「周りを巻き込んで動ける人になりたい」北海道で教員志望「子どもの力になれる教員になりたい」

県内でがんばる人も。

県内で学生「看護職を目指しているので高齢化が進んでいるが地元に残って貢献できれば」

朝日町役場に勤務「生まれ育った朝日町に貢献したくて就職を希望しました」

県内で介護職「ちょっと大変ですけどやりがいもあって楽しい」