大型連休真っ只中、長野県内の近場で楽しめるおすすめスポットを紹介します。

そもそも今年のゴールデンウィーク、皆さんの予定は?

街頭インタビュー:
「ゴールデンウイークは孫たちが来てわちゃわちゃにぎやかで」
「キャンプに初めて。3回ほど予定しています」
「(遠出する予定は?)ないですね。混むっていうのもありますし、高いっていうのもありますし」
「予定ないです。物価高だし」

今年は、物価高の影響から、近くで安く過ごすという人が多いようです。ということでー。
遠出だけじゃない!遊んで・食べて・くつろいで!ゴールデンウイークに近場で楽しめるスポットを紹介します。

旅行大手JTBによりますと、今年のGW期間(4/25~5/7)に旅行を予定している人は国内旅行が2290万人、海外は55万人の合計2345万人で、去年と比べると6.9%減少しています。


コロナ禍を経て近年は増加傾向でしたが物価高が家計への打撃となり減少。時期をずらして混雑を避ける動きも広がっているといいます。

そんな物価高でも、比較的、気軽に家族で出かけられる場所が、「道の駅」です。

ディレクター:「ドライブの疲れを癒してくれる足湯も、道の駅の中にあるんです!」

南箕輪村にある「道の駅・大芝高原」。
およそ100ヘクタールの敷地の中に、直売所やカフェの他、スポーツ施設、キャンプ場、温泉、なんとサウナまである複合型の施設です。


道の駅 大芝高原 原賢三郎さん:「道の駅というと少し休憩してというイメージがあるんですけど大芝高原の魅力としては大自然の中にありますので、食べるところから温泉からキャンプ場まで、色んなシーンで楽しんでもらえる」

ゴールデンウイーク、特に人気というエリアがー。


キャンプ場エリアにある焼肉ハウス!予約の必要はなく、大自然の中でバーベキューが楽しめます。

原さん:「今シーズンは4月15日にスタートして、10月末まで営業しています。手ぶらで来ていただいて、高原の風を感じていただきながらダイナミックにワイルドに食べていただけたら嬉しい」

さらに道の駅のカフェでは、手作りのジェラートが大人気。絞られてから6時間以内の地元産の生乳だけを使い、コクのある濃厚な味わいに仕上げています。


そして、ゴールデンウイークに合わせて新メニューも登場。人気のジェラードをトッピングしたソーダフロートは、29日から販売が始まっています。

この他にも、人気のスイーツが、「おもてなしプリン」です。2018年の道の駅のオープンとともに発売。これまでに20万個以上を販売した道の駅自慢の一品です。

ディレクター:「いただきます。舌触りがなめらかですね。卵と牛乳の素材のおいしさをダイレクトに感じるようなプリンですね。おいしいです」

原さん:「地元の若手酪農家の皆さんが作る『おもてなし牛乳』と伊那市の大原農園さんの『さくら卵』を使いまして、じっくりゆっくり蒸しあげたプリンになります。実は、もともと料理人をしてまして、その時の経験を生かし新商品を作れないかなということでプリンづくりを始めました」

駅長を務める原さん。実は元料理人という異色の経歴の持ち主。そのキャリアを生かし、大芝高原の名物となる土産品の開発に挑戦しました。

試行錯誤の末、誕生したのが、この「おもてなしプリン」なのです。

原さん:「食べていただける方の笑顔が増えていけばいいなと思っています」

『お客さんの笑顔のために』そんな原さんの思いが、この春カタチになりました。

原さん:ここが新しく設置したインクルーシブ遊具になります」

インクルーシブ遊具とは、障がいの有無に関わらず、誰もが一緒に遊べるように設計された遊具のことです。

原さん:「ここはこのまま車いすで入っていただけます。こういった仕掛けがあったり。こちらにもプレイって書いてあるんですけど、「点字」で書いてあって。触っていただいて点字にも興味を持ってもらえれば。」

子ども:楽しいです。滑り台とか、階段を登ったりするのが好きなのでそういうのが好きです」

子どもから大人まで楽しめる「道の駅大芝高原」。

ゴールデンウイーク後半にかけても大勢の家族連れでにぎわいそうです。

原さん:「大芝高原は広大な敷地の中にありますので、小さなお子様からおじいちゃんおばあちゃんまで、家族みんなで遊びにきていただいて、公園で思い出を作っていただいて、この高原全体で遊んだっていう思い出の場所にしていただけたら」