今年、福島県内で発生したなりすまし詐欺の被害額は、およそ2億7600万円と去年と比べ2億3千万円以上増えたことがわかりました。

県警察本部によりますと今年、県内で発生したなりすまし詐欺の被害は先月末までに43件で、去年の同じ時期と比べて25件増えました。
被害額は、およそ2億7700万円にのぼり、去年よりも約2億3200万円増えています。
手口別にみると、オレオレ詐欺が21件とほぼ半分を占めていて、このうちの20件が警察官をかたる詐欺だったということです。

県警は「警察官が指示するお金の話は詐欺」として注意を呼びかけています。