群馬県の関越自動車道で乗客7人が死亡し、38人が重軽傷を負った事故から13年となったきょう、現場では遺族らが犠牲者を悼みました。

2012年、群馬県藤岡市の関越道で高速ツアーバスが防音壁に衝突し、乗客7人が死亡、38人が重軽傷を負いました。

事故から13年となるきょう、現場近くでは、発生時刻の午前4時40分に合わせ、遺族らが手を合わせました。

山瀬俊貴さん(32)は、母親の直美さん(当時44)をこの事故で亡くしました。

母親を亡くした山瀬俊貴さん
「13年経とうが、何十年経とうが、事故を風化させたくないというのが一番の気持ち」

山瀬さんは現在、群馬県警高速隊の巡査長で、「いち交通警察官として、少しでも事故を減らしたい」と訴えました。