背景にはニーズの変化も

こいのぼりの国内シェア30%以上を誇る岡山県の企業は、こいのぼりの数が減っている背景には、少子化に加え、ニーズの変化があると話します。

徳永こいのぼり 永宗洋 専務
「出生数が減ればその分こいのぼりの数は減っている傾向にあります。環境事情だったりもありますので、少し小型化が進んできている傾向もあったりですね。あとは家の中で飾るようなこいのぼり、ベランダの中に飾るこいのぼりというのも種類が増えておりまして。ぜひ大きなこいのぼりをあげてお子様の記憶に残るような思い出つくりをしてほしいなと思っております」

元気よく大空を泳ぐこいのぼりをいつまでも残したい。川原さんの願いです。

目尾フォーラム 川原太さん
「ほとんどの人が笑顔になりようけん、それを見るだけでも嬉しいですね。今までしてきたこともあるし、みんな素晴らしいと思ってるからですね、ぜひとも続けていきたいです」

遠賀川のこいのぼりは5月10日(土)まで楽しむことができます。

自宅にこいのぼりが眠っているという方、寄付は着払いでも受け付けています。日本の伝統文化を守りたいと川原さんは協力を呼びかけています。

※寄付の問い合わせ
 三協増改築センター(福岡県飯塚市)
  0948-24-8888(着払い可)