茨城県で進む「パンダの誘致」

出水麻衣キャスター:
動物園屈指の人気者パンダの行方が気になります。
現在、日本には6頭のパンダがいますが、6月末には和歌山「アドベンチャーワールド」にいる4頭が中国に帰ってしまい、2026年2月には「上野動物園」の2頭の返還期限になってしまうということです。
井上貴博キャスター:
私は「アドベンチャーワールド」に行きました。駅もバスもパンダだし、パンダラーメンもあるし、パンダが経済を動かしていると思いました。

出水キャスター:
一生に一度は会いに行きたいと足を運ぶ人が多いと思います。そんな中、関東のとある動物園でパンダ誘致の動きが進んでいます。
2019年に、茨城県の大井川和彦知事が「日立市かみね動物園にパンダを誘致する」と宣言していて、3月19日には、陝西省との間で覚書を既に締結しています。
「日立市かみね動物園」の梅原園長は、エサの竹について「隣接する公園にすでに竹が生えている。茨城県は竹が豊富」と話し、ノウハウについても、「レッサーパンダなど絶滅危惧種を数多く飼育。経験をいかせるかも」と、前向きな姿勢を見せているということです。