■「学びの多様化」に重点を置いた学校

上山市 山本幸靖 市長「子どもたちの個性をいかし可能性を引き出す新たな学校」

上山市につくられた上山市立西郷小・中学校、通称・上山きらり学園です。

上山きらり学園は「学びの多様化」に重点を置いた学校で、上山市に住む、病気以外の理由で長期間学校にいけなくなった児童生徒が対象です。

県内で初めて国から認可を受け設置されました。

登校時間は他の公立校より1時間遅く、授業も一日5時間と時間に余裕をもたせてあります。

一方で、学び直しの時間を設けたり探求学習の時間を増やしたりして児童の学力の定着や学ぶ楽しさをサポートします。

上山市立西郷小・中学校 西田浩 校長「通いたくなる新たなスタイルの学校づくりにここにいる職員と共に挑戦していく」

このほか、最近は県内でもフリースクールやオンライン学習など、学校以外の選択肢も広がっています。

子どもとコミュニケーションをとり、意欲を引き出しながら、もし学校へ行くことが難しい場合は焦らず、子どもにあった方法を探すことが大切です。