褒章は様々な分野で功績のあった人を国が表彰するもので、2025年春の宮城県関係の受賞者は14人でした。
このうち農業や商業、工業など一つの仕事に長年取り組み模範となる人に贈られる「黄綬(おうじゅ)褒章」には仙台市の宅地建物取引業代表木川田明弘(きかわだ・あきひろ)さん71歳、仙台市で個人タクシーを営む安部明朗(あんべ・あきお)さん67歳ら7人が選ばれました。

学術やスポーツなどの分野で功績を挙げた人に贈られる「紫綬(しじゅ)褒章」は仙台市の東北大学大学院工学研究科教授藤掛英夫(ふじかけ・ひでお)さん64歳が受章しました。

社会福祉の増進などで優れた業績を挙げた人に贈られる「藍綬(らんじゅ)褒章」には気仙沼市の元民生・児童委員 畠山泰子(はたけやま・やすこ)さん78歳、多賀城市の労働力調査員 石垣明子(いしがき・あきこ)さん54歳ら6人が選ばれました。

褒章の伝達式は5月、省庁ごとに行われます。