みなさんのところに水色の封筒は届いていませんか?
マイナンバーカードの電子証明書の更新者が増えるのに合わせ、土日祝日にも対応するマイナンバーカードセンターが28日愛媛県松山市内のデパートに開設されました。

いよてつ高島屋南館1階に28日開設された松山市マイナンバーカードセンター。
朝から次々と市民が訪れ、更新や受け取りなどを行っていました。

マイナンバーカードを受け取ってから5年が経つとカードに搭載されている電子証明書のICチップを更新する必要があります。
松山市では2020年のマイナポイント事業をきっかけにカードを取得し更新時期を迎える人がこの先3年間でおよそ33万人に上ることから、休日にも対応できるセンターを開設しました。

なお、市役所でのマイナンバーカードの受け取りと電子証明書の更新は28日からできなくなるということです。

松山市市民課 池田晋作さん
「電子証明書の有効期間は発行から5回目の誕生日が有効期限になっている。その期限の2か月から3か月前ぐらいに水色の封筒で有効期限の通知が届く。通知が届いたらセンターに足を運んでいただけたら」

こちらのカードセンターは年末年始と毎月第3土曜の翌日を除き、毎日午前10時から午後7時まで利用することができます。

さて、マイナンバーカードの更新は「10年」と思っている人も多いと思いますが、カードは「10年」電子証明書は「5年」で有効期限を迎えます。

有効期限を過ぎると健康保険証の利用のほか、コンビニでの住民票の写しの取得や確定申告などオンラインでの利用ができなくなります。

電子証明書はカードのICチップに搭載されており、郵送やオンラインでは対応できないため必ずカードセンターを訪れる必要があります。

更新にかかる時間は15分~20分程度ですが、その際、手続きに必要な暗証番号が分からないという人が多いそうです。
事前に確認をお願いします。

松山市市民課の池田さんは「運転免許証の更新と同様に水色の有効期限通知書が届いたら必ず確認し更新に訪れて欲しい」と話していました。