松本市の上高地で27日午後、北アルプスの西穂高岳方面から下山していた男性が道に迷って動くことができなくなり、救助されました。
男性にけがはないということです。

救助されたのは京都府久世郡に住む57歳の会社員の男性です。

松本警察署によりますと、男性は、1人で岐阜県の新穂高温泉から西穂高岳方面に向かった後、下山する途中、上高地の標高およそ1600メートルにある岳沢登山口の近くで、道に迷って動けなくなり、午後6時半過ぎに電話で警察に救助を求めました。

男性は県警山岳遭難救助隊員らに救助され、午後12時前に松本市内の病院に搬送されました。

男性は、疲労していて、寒さを訴えていたということですが、けがはないということです。