高齢者による交通事故が増加傾向にあることから28日、高齢者を対象とした講習会が福岡県久留米市で実施されました。

28日、久留米市の久留米第一自動車学校で行われたドライビングスクールには、66歳から86歳までの高齢者8人が参加しました。

参加者はコースを走行して自身の運転技術を確認したほかアクセルとブレーキを踏み間違えた際に作動する衝突防止装置が付いた車に試乗しました。
川下武敏さん(85)
「アクセルをバーンと踏んでも、スピードが出ないっていうのもびっくりしました。私も高齢ですので、できればね、付けたいなという思いですね」
久留米警察署管内での今年3月末までの交通事故の件数は296件で、去年の同じ時期より26件減っていますが、65歳以上の高齢者による事故は78件と去年より4件増えています。