さらに、もうひとつ、防災の観点から気を付けたいのがガソリンです。
皆さんは、どれぐらい減ったらガソリンを入れていますか?
東日本大震災の発生から4日後の新潟県阿賀町では、ガソリンを求めて福島県内からも多くの人が訪れ給油待ちの長い列ができました。岩手県でも各地でガソリンが売り切れ、販売量には制限がかかり、避難生活にも様々な支障が出ていました。
新潟県内での大雨や大雪はもとより、首都直下地震や南海トラフ地震の際もガソリンを巡る混乱が起こる恐れがあります。

災害時に燃料がなくなり、移動ができなくなる事態を防ぐために、内閣府や国交相などはメーターが半分ぐらいになったら満タンにするよう呼び掛けています。

大型連休を前に、車内の備えを確認するとともに、給油のタイミングも見直すことが、防災につながりそうです。