『時代祭』の行列先導…訓練では“大きな音や動くもの”に苦戦

「『時代祭』3年ぶりに控えています。きっちり総力戦で戦わないといけない大きな仕事です」
平安騎馬隊で大きな仕事のひとつが京都三大祭『時代祭』です。行列の先導は例年、若手隊員の登竜門で、今年は仲田さんが任されることになりました。



(先生役の隊員)「すぐ止める!すぐ止める!」
思い通りに操ることができません。

(先生役の隊員)「すぐ止めるよ!すぐ!座って座って。両方引っ張らない。外方だけ。外に向ける」

「乗馬は馬に指示をしないといけないスポーツなんですけれども、乗り手が自信を持って『こうしてね』と馬に伝えないとなかなか馬は言うことを聞かない。人間が何を言っているのかわからないんです」
(仲田萌隊員)
「まだまだちゃんとやらなあかんなと思いました」
時代祭では4年前の2018年、馬1頭が暴れて観客など4人がけがをする事故が起きています。コロナ禍で今年は3年ぶりの開催ということもあり、騎馬隊の緊張感も一層高まっています。
(仲田萌隊員)
「正直緊張しすぎて、結構プレッシャーに弱いので、プレッシャーをすごく感じている状態なんですけど。やるしかないので今は頑張ろうという気持ちです」
重圧を消すには練習しかありません。日々、小倉号と向き合い距離を縮めていきます。














