今年の芥川賞を受賞した鈴木結生さんの受賞記念講演会が、福岡市の西南学院大学で開かれました。

西南学院大学の大学院で学ぶ鈴木さんは23歳。2作目の小説『ゲーテはすべてを言った』が今年、芥川賞を受賞しました。鈴木さんは「クリスチャンなので、神に、そしてみなさまに感謝申し上げたい」と受賞を喜びました。

この後、作家の平野啓一郎さんと対談。シェークスピアから、三島由紀夫、大江健三郎などを例に文学談義が続きました。

鈴木さんは「長編小説を書きたい人間だけど、地力をつけるため短編にも挑戦したい」と話しました。