アメリカ・トランプ大統領の発言や関税政策が金の価格に影響を与えています。今週、先物取引価格が日本とアメリカで史上最高値を更新しました。
ニューヨーク・マンハッタンの中心部。
記者
「こちらはダイヤモンド街と呼ばれる貴金属店などが多く軒を連ねる通りです。平日ですけれども、多くの人が店を訪れています」
「ダイヤモンド街」には、2000以上の貴金属店が密集しています。
「10、20、30、40、50…全部で52枚ですね」
賑わう店内。
貴金属取引業者 ベン・ツェイトリン社長
「客は2~3割増えています」
そして、いま活況を迎えているのが金の売買です。
日本では22日、大阪取引所で金の先物価格が1グラムあたり1万5700円を超え、史上最高値を更新。
アメリカでも21日、ニューヨーク商品取引所で金先物価格が1オンス=3425ドルと、終値としての最高値を更新しました。
乱高下しながら、長期的にみると値上がりが続く金の価格。その理由はトランプ大統領の関税政策です。
金を買った人
「2月初めか中旬に金を買い始めました。アメリカ政府の崩壊による経済的打撃から身を守るための数ある対策のうちのひとつですよ」
「トランプ関税」による経済への悪影響が及ぶとの警戒感が増し、株や債券などから安全資産とされる金に資金を移そうとする動きが広がっています。
価格の高騰を受けて、この店では金を売る人も急増しています。
こちらは金のアクセサリーなどを再加工する設備。アクセサリーなどを溶かして金のかたまりにした後、別の窯でさらに溶かし、型に流し込んで冷まします。出来上がったのは、およそ27キロの金塊です。
「200万ドル(約2億8000万円相当)の金塊です」
金の売買の盛り上がりは、いつまで続くのでしょうか。
貴金属取引業者 ベン・ツェイトリン社長
「たぶん4年は続くと思います。トランプ大統領が市場を揺るがし続ける限り、取引の活況は続くと思います」
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