熊本県美里町の職員が事務処理を怠ったうえ、そのミスを隠そうとしたとして、減給の懲戒処分となりました。
減給10分の1(3か月)の懲戒処分を受けたのは美里町総務課の38歳の男性主事です。

美里町によりますと、当時、健康保険課に所属していた主事は、後期高齢者医療費に関して、加入者13人が2024年7月ごろから提出していた口座振替の依頼書を金融機関に提出していませんでした。
そのため保険料が引き落とされず、主事はミスに気付いた後も保険料の支払い時期を不正に変更して発覚しないようにするなど、不適切な事務処理をしていました。
主事は町の聞き取りに「自分で解決したかった」と話しているということです。