過去に一般女性と不適切な関係にあったとして、福岡県議の佐々木允・前副議長が25日、議員を辞職しました。

佐々木允 議員
「妻、家族、また県民、会派、県議会に多くのご迷惑をおかけしました。そういった県議会議員としての責務に今後影響が出るということでけじめとして辞職を決断した」

25日午前、福岡県議の佐々木允氏(43)が福岡県議会の蔵内勇夫議長に辞職願を提出しました。
辞職願は受理され佐々木氏は、議員を辞職したということです。
民主県政クラブ福岡県議団に所属する佐々木氏は、田川市選出で当選3回、おととし5月からおよそ1年間は副議長を務めました。
佐々木氏をめぐっては、不倫などの噂について動画配信をした男性2人に対し、名誉を毀損されたとして損害賠償などを求めた裁判の控訴審が25日に予定されていましたが佐々木氏側が請求放棄したということです。
民主県政クラブ福岡県議団の岩元一儀団長は「個人的な理由にしても途中で議員を辞めることは非常に問題があり誠に残念で遺憾だ」としています。