21日に亡くなったローマ教皇フランシスコを悼み、広島市内の教会で追悼のミサが執り行われました。
広島市中区のカトリック幟町教会、世界平和記念聖堂では信者たちが集い、ミサが始まりました。

21日に亡くなったローマ教皇フランシスコは2019年に広島市の平和公園を訪れ、核兵器廃絶への強い思いを訴えました。教皇は、平和公園でカトリック教徒や被爆者らとも対面しました。
ミサの中で司教は「世界情勢が危険ないま、私たちは賢明な道を選ぶ岐路に立っている」と語りかけました。

当時、平和公園を訪れたカトリック教徒
「(平和公園で)肉眼で接して感慨深いものでした。まるで神様を見るように」
同じく平和公園を訪れた幟町教会シスター
「(広島訪問で)本当に戦争は絶対になくさなければという信念を植え付けていただいた」
参列者は、教皇が広島で発した力強い平和のメッセージに思いを馳せていました。
