暫定税率いつまで続く?

ガソリンにはガソリン税をはじめとする複数の税がかかっています。1リットルあたり「28.7円」のガソリン税には、さらに「25.1円」が加算されています。いわゆる「暫定税率」です。
また、その上に10%分の消費税がかかるため、“二重課税”との指摘もあります。
物価高対策として行われるガソリン価格の10円引き下げ。
一方、自民・公明・国民民主の3党が2024年に合意した「暫定税率」の廃止は未だ実現していません。

国民民主党 玉木雄一郎代表
「10円?がっかりしてますよ。いつ廃止するんですか」
石破総理
「3党で真摯な協議が行われている時に、いつということは申し上げられません」
国民民主党 玉木雄一郎代表
「補助金の10円聞いてませんよ。真摯な協議が行われてませんよ、総理。東京にいると分かんないけど、(地方は)車がないとスーパーにも病院にも行けない。物流コストも下がる、物価も下がる、皆喜ぶ。やりましょうよ総理」
石破総理
「(財源が)恒久的にきちんとした手当てができるのかということも含めて、御党と真摯な議論を重ねてまいりたい」
51年前に始まり、今も続く“暫定”状態。終わる日はいつになるのでしょうか。

日本自動車連盟=JAFは、SNS(X)で「暫定税率の上乗せには自動車ユーザーの96.1%が反対しています。ユーザーの負担感は限界に来ており早急に廃止を求めます」と、投稿しました。