宮城県丸森町特産の旬の味覚、タケノコが今シーズン初めて出荷されました。シーズン中、1万本の出荷を目指すということです。

丸森町耕野地区では24日出荷式があり、生産者や町の職員などおよそ40人が集まりました。その後、放射性物質の濃度を測る検査が行われました。

丸森町では、国の基準より厳しい1キロ65ベクレル以下の物に限り出荷していて、検査ではすべてのタケノコが基準をクリアしました。
タケノコは、豊作と不作を交互に繰り返す特徴があり、今年は不作の「裏年」に当たるということです。生産組合は、同じく裏年だったおととしと同じ1万本の出荷を目指しています。

耕野たけのこ生産組合 八島健組合長:
「えぐみが少なくて、柔らかくておいしいタケノコなので、ぜひみなさんに食べてほしい」

収穫は6月下旬まで続き、出荷されたタケノコは丸森町の直売所などで販売されます。