長崎市と佐世保市を結ぶ国道206号の渋滞緩和などを目的に、長崎県時津町で整備が進められていた「町道日並左底線」が24日、開通しました。

開通したのは、時津町の日並地区と左底地区を結ぶ全長およそ2キロの町道です。国道206号の慢性的な渋滞の緩和をめざし、町が1997年から総工費およそ39億円をかけて整備しました。24日午前11時からの開通に先立ち、時津町長らが完成を祝いました。

時津町 山上広信町長
「この道路沿いは土砂災害警戒区域から外れていますし、災害が発生したときに、安全に通れる可能性は高いので住民の安全安心を守る役割は大きいと思います。」

時津町によりますと、整備された町道の1日の通行量は2800台ほどと想定されています。