新年度が始まり、通勤や通学のために自転車に乗り始める人が増えるこの季節。NITE=製品評価技術基盤機構は、自転車の「車輪への巻き込み」による事故が多発しているとして注意を呼びかけました。

NITEは今年3月、「自転車でのヒヤリハットや事故の経験」についてアンケートを行い、きょう結果を公表しました。

寄せられた2000件あまりの回答のうち、傘や買い物袋など「物が車輪に挟まり転倒した、転倒しそうになった」という回答が1127件ありました。回答を寄せた人のおよそ5割が、このような経験があると答えたかたちです。

次に多かったのは、歩道の段差や側溝のふたなどで「車輪が滑り、転倒した」などの回答で、260件でした。

また、自転車そのものに原因があったり、使い方に問題があったりする自転車の事故は2024年までの6年間に502件報告されていて、そのうち、およそ8割が骨折などの重傷を負う事故となっています。

年代別では、10代の事故が最も多いということです。

NITEは、自転車は手軽に使える反面、自分自身や周りに大きなけがをさせる可能性もあるとして、ハンドルや手首に物をぶら下げないよう注意を呼びかけています。