これが万博の持つパワーでしょうか。
鳥取県と中東のヨルダンが奇遇な縁で結ばれました。
大阪・関西万博に出展する者同士で、23日、アライアンス、同盟を結びました。
両者の接点は「砂」です。

4月13日に開幕し大いににぎわう大阪・関西万博会場。
23日午後メディアセンターの記者会見室に登場したのは鳥取県の平井知事とヨルダン館の政府代表代行のシファ・ズグール・ハッダードさん。

万博が結びつけた縁で、「サンド・アライアンス」、直訳すると「砂同盟」を結び協定書を交わしました。

ヨルダン館 政府代表代行シファ・ズグール・ハッダードさん
「フレンドシップのスタートに喜びで一杯です。これから未来を紡ぎます」

平井知事
「企画が完全に被っている『砂かぶり』、素晴らしい展示を提供しあった」

縁もゆかりもないように思える鳥取県と中東のヨルダンですが、万博が開幕してみると大きな接点がみつかったのです。

日野彰紀 記者
「ここが、ヨルダンが出展するヨルダン館、鳥取県との接点はその展示内容です。」