四国唯一の機械で精米された酒米を使った土佐酒の試飲・販売会が高知市の百貨店で開かれています。
高知大丸で23日に始まった土佐酒のフェアでは、丸い形に精米した「球形精米」とだ円形に精米した「原形精米」の2種類の酒米を使った土佐酒が販売されています。
原形精米の酒米は、去年4月に南国市の工場に導入された四国で唯一の機械で精米されていて、従来の方法とはタンパク質の量などが違い、味わいが変わるということです。
(地域商社こうち 竹内清彦 代表取締役)
「従来の球形精米の酒はしっかりとした味わいのある酒。原形精米の酒はすっきりと軽い。ぜひ違いを味わってもらえたら」
フェアでは19の酒蔵、35種類の土佐酒が並んでいて、23日は店頭で飲み比べをした買い物客らが味の違いを感じていました。
(試飲した人は)
「球形はカツオに合わせるとおいしいと思う。原形はヒラメに合う新しい高知のお酒だと思います」
フェアは来月6日まで高知大丸地下1階の酒売り場で開催されています。