宮崎県内で小学校教員になることを希望する学生を対象にした宮崎大学の教育プログラムが始まり、23日、開講式が行われました。

宮崎大学は、県教育委員会と連携し、全国に先駆けて2022年度から「県教員希望枠」を設けています。

「県教員希望枠」で入学した学生たちは、3年間のカリキュラムで「ひなた教師セミナー」を受講することになっていて、23日は開講式が行われました。

「ひなた教師セミナー」では、県内の小学校を視察したり、現役の教員たちの講義を受けたり、実践的なスキルを学ぶことになっています。

(宮崎大学教育学部1年 濵砂蓮奈さん)
「自分一人では学べないようなことを、みんな同じ方向を向いている人たちでしっかり学んでいけるのがすごく楽しみ」
(宮崎大学教育学部1年 林 智洋 さん)
「将来は元気な先生でいたいと思っていて、自分の持ち前の明るさを生徒たちにも広げていけたらいいなと思っている」

「ひなた教師セミナー」の受講を終えた学生は、県の特別選考試験に推薦されるということです。