去年、窓ガラスを割って住宅に侵入し、金品を奪うなどの凶悪な強盗事件が多発したことを踏まえ、割れにくい防犯ガラスで犯罪被害を防ごうと警視庁が防犯研修会を開きました。

きょう、東京・台東区で警視庁下谷署と板硝子協会などが防犯研修会を開催し、区民およそ200人が参加しました。

研修会では、防犯性能の高い割れにくい窓ガラスのほか、割れやすいガラスなどを実際にハンマーで割り、強度の高いガラスを設置する重要性を訴えました。

去年、窓ガラスを割って住宅に侵入し、金品を奪うなどの凶悪な強盗事件が多発していて、台東区でも数件、ガラスを割って侵入され、金品を盗まれる事件が起きているということです。

さらに、警視庁などによりますと、一戸建て住宅から金品が盗まれる事件のうち、半数以上がガラスを割られて侵入されているということです。

区内には古くからの家屋が建ち並ぶエリアがあり、警視庁は「防犯意識を高め、被害にあう前に対策を講じてほしい」としています。