愛媛県宇和島市の市立中学校に勤務する男性教諭が酒に酔って店の商品を盗んだとして、窃盗の疑いで警察の事情聴取を受けていることがわかりました。

(宇和島市教育委員会 山村由美教育長)
「教職員一丸となって、法令順守の徹底と綱紀粛正に努めて信頼回復に向け最大限努めてまいります。誠に申し訳ございませんでした」

宇和島市教育委員会は22日、市立学校に勤務する教職員が窃盗の疑いで警察から事情聴取を受けていることを明らかにしました。

市教委は、この教職員の性別や職種、勤務先の学校を公表していませんが、関係者によりますと、城南中学校の男性教諭だということで、昨夜、学校では保護者への説明会が開かれました。

男性教諭は、市内で懇親会に参加した翌日の先月8日未明、無人の食品販売所から商品を持ち去った後、再び店に戻り、商品を食べるなどして2点およそ2000円相当を盗んだ疑いがあるということです。男性教諭は泥酔状態だったということです。

先月16日に、本人と警察が学校に連絡したことから発覚し、市教委の聞き取りに対し、男性教諭は、「盗んだ記憶はない」と説明した上で、反省の態度を示し弁済したということです。