埼玉県八潮市で道路が陥没しトラックが落下した事故を受け、熊本県内での対応について話し合う関係者の会議が設置されました。

会議は、上下水道やガス管など、地下に埋めた施設が原因となる道路陥没を防ごうと設置されたもので、道路を管理する行政関係者や水道・ガス・通信事業者が参加しました。

熊本県地下占用物連絡会議 福井貴規会長「第1回として共通認識を作るということは大事なので、不明な点や課題などがあればしっかりとこの場で意見を出して次回以降、進めていければ」

会議では全国の道路陥没の状況が報告され、2022年度、都市部での国道の陥没については「上下水道などの地下占有物」が原因とされるケースが37%、「排水・擁壁などの道路施設」が26%に上ることが報告されました。

今後、会議では、県内での点検結果などを踏まえ、道路の状況について、情報共有をはかりたいとしています。