インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方のインド側支配地域で、武装集団が観光客らを襲撃し、地元メディアはこれまでに26人が死亡したと報じました。

インドが実効支配する北部ジャム・カシミール州の山岳地帯で22日、武装集団が観光客らを銃撃しました。

インドメディアは地元当局者の話として、外国人とみられる2人を含む観光客ら少なくとも26人が死亡したと報じました。けが人も複数いるとしています。

この事件で、隣国パキスタンを拠点とする武装勢力が犯行声明を出したということです。

ジャム・カシミール州は2019年からインド政府が直轄領としていますが、独立を求める過激派組織などがたびたびテロ事件を起こしています。