開校の2か月前…
この日、寺嶋さんたちの思いに賛同したボランティアや地域の人が加わり、準備作業が行われました。“地域と繋がれる学校”を目指し、築およそ50年の民家を校舎として改装する作業です。

岩室地域在住 鈴木雅晴さん
「ただでさえ学校がなくなっていく時代で、新しく学校ができて、子どもが集まってくれれば、地域活性化にも貢献できるんじゃないかなと思って期待しています」
光の森学園では「達人先生」と言う養蜂家や猟師など、地域のプロフェッショナルが先生となって子どもたちに体験授業を行います。建築士の大平潤さんもそのひとり。実は大平さん、この校舎の設計も手がけました。

建築士 大平潤さん
「里山のある地域なので、いろいろな人が関わったりとか知り合いになるケースが多いと思うんですよ。(学校に)みなさんが来やすい形にできるのがいいんじゃないかなと」

学校のフィールドはこの岩室地域。
校舎としては山小屋や古民家など合わせて5か所あります。