川の利用が増える時期の水の事故を減らそうと、ゴールデンウィークを前に川の護岸点検が行われました。

広島市中区基町周辺の旧太田川の護岸を点検したのは、太田川河川事務所の職員や警察・消防などです。
これからの時期、キャンプや釣りなどを楽しむために、川に近づく人が増えるといいます。職員たちは護岸や通路、階段などに損傷や陥没などがないかチェックしました。
県警によりますと県内の海や川での水の事故は24年度、43件発生し、24人が死亡しています。
太田川河川事務所 松島弘幸 管理課長「早急に対応するところはありませんでした。引き続き河川管理を行います。みなさんも気をつけながら河川を楽しく利用していただければ」
太田川河川事務所は、ゴールデンウィークまでに太田川や、広島と山口の県境付近を流れる小瀬川で、人が近づきやすい、整備された場所の点検を行うとしています。