高知県四万十町の国道沿いでフジの花が見ごろを迎えています。夜になるとライトアップされ、昼間とはひと味違った光景が楽しめます。
四万十町金上野の国道56号近くの川沿いに咲くフジの花です。

近くに住む田辺重光さんが40年ほど前に父親が植えたフジを引き継いで育てています。

薄紫やピンク、白など四種類のフジが植えられていて、川にかけられた鉄骨に沿って咲く「花のアーチ」が見ごろを迎えています。
(フジの花を育てる 田辺重光さん)
「きれいなきれいな言うてもろうたら、うれしいよねやっぱり」

あたりには柔らかな甘い香りが漂い、蜂たちが蜜を求め、元気に飛び回ります。

自転車で旅をする人たちも色鮮やかに咲くフジの花を楽しんでいました。
(自転車で旅行中)
「通ってたらあっと思って、ちょっと引き返しちゃいました。こんなにたくさんの藤棚を見たことがなかったので、とても気持ちいいです。良いにおいね」


(自転車で旅行中)
「うん、良いにおい」

日が落ちてあたりが暗くなると・・・

7台のLED照明でフジの花をライトアップ。昼間とは違った幻想的な光景に包まれます。

フジの花はあと1週間ほどが見ごろで、ライトアップは花が散るまで続けるということです。