須坂市が21日に総務省に提出したふるさと納税に関する産地偽装問題の報告について、村上総務大臣は「厳正なる対応を検討する」と述べました。

村上総務大臣:「ふるさと納税制度に対する信頼を損ねかねない重大な事案と受けております。誠に遺憾と思います。法律や告示の規定に則り、総務省として厳正なる対応を検討していきたいと考えている」

22日の会見でこのように述べた村上総務大臣。

総務省は須坂市の問題発覚後の対応などをまとめた報告を、21日に受け取り、指定の取り消しを含めて検討を進めています。

市はふるさと納税の返礼品について少なくとも去年11月までには業者による産地偽装を把握したにも関わらず、今年2月まで、納税の受け付けを続けていました。

市は、23日の市長会見で、報告の概要を公表する予定で、条例に基づき、「できる部分はすべて公開する」としています。