青木村の村議選で初当選した宮入典子さんの陣営が当選報告会後に有権者に食事を提供したことがわかりました。

無所属の宮入典子さん77歳は、20日に投開票が行われた青木村の村議会議員選挙で初当選しました。

宮入さんによりますと、当日、自宅で当選報告会を開いたあと、午後10時すぎに陣営に所属する夫が友人である有権者2人にすしを提供したということです。

すしは宮入さんが家族の食事として用意したもので、友人が自分たちで持ってきた酒を飲んでいる際に、食べるものがなかったために夫がすすめたということです。

村の選挙管理委員会は公職選挙法に触れるおそれがあるとして21日、同席していた宮入さんに聞き取りを行い警察に情報提供したということです。

宮入さんは公選法に抵触する認識がなかったとし「夫を止めなかったことは私の落ち度」と話しています。