作並温泉にある老舗旅館が装い新たに再出発です。
仙台市の作並温泉にある「岩松旅館」が、全国で温泉旅館などを運営する「大江戸温泉物語」の施設として、22日にリニューアルオープンしました。

仙台市青葉区作並にリニューアルオープンしたのは「大江戸温泉物語Premium)仙台作並」です。

1階には「別荘の書斎」をコンセプトに、アルコールやソフトドリンクを飲みながらくつろげるプレミアムラウンジが設けられました。

また、幼児から小学生まで遊べるキッズパークも設置されました。

石垣綾香記者:
「館内3つの温泉のうち、岩松旅館の頃からあるこちらの岩風呂では、広瀬川を眺めながらゆったりと源泉につかることができます」
温泉は、源泉かけ流しの「岩風呂」のほか、新たにつくられた「香華の湯」と「不二の湯」のあわせて3か所があります。

施設は、約200年の歴史がある「岩松旅館」でしたが、「大江戸温泉物語」の運営会社と2024年9月に業務提携し、経営権を引き継ぎました。

大江戸温泉物語Premium仙台作並 高橋秀治支配人:
「準備期間で約2か月ほど要して、やっとこの日が来たという気持ち。古き良き時代のものを今後も引き継いでいければ」

また、レストランでの食事は、地元食材を中心としたメニューが並ぶバイキング形式です。

オープン初日の22日は、101ある客室がほぼ満室だということです。大江戸温泉物語グループの温泉旅館は、秋保や鳴子などにもあり作並は県内で5か所目です。

岩松旅館は、作並温泉では代表的な温泉宿のひとつで、リニューアルの効果が注目されます。因みにゴールデンウィーク期間中も前半は、ほぼ予約が埋まっているということです。