駒ヶ根市は、物価高騰の影響を受ける市民の生活を応援しようと、市内の店舗で使うことができるプレミアム付きの商品券を発行することになり、申し込みの受け付けを始めました。

駒ヶ根市が発行する「市民生活応援券」は、物価高に苦しむ市民生活の支援と、消費の拡大による市内の経済の活性化を図ろうと企画されたもので、4月17日時点で登録された市内の276の店舗すべてで使うことができる「全店共通券」と、大型店以外の登録店舗で使うことができる「地域専用券」の2種類があります。

出典:駒ヶ根市ホームページ


全店共通券は、1000円券が12枚綴られた1セット1万2000円分、地域専用券は1000円券が14枚綴られた1セット1万4000円分が、それぞれ1万円で、あわせて1万6000セット、総額2億1200万円分が販売されます。

購入できるのは、2006年4月1日以前に生まれた高校生を除く、駒ヶ根市内に住民登録がある人で、全店共通券は1人1セットまで、地域専用券は1人2セットまでを上限に、Webの申し込みフォームまたは往復はがきで、5月16日までに申し込む必要があります。

申し込みが1万6000セットを上回った場合は抽選となり、当落の結果が5月26日頃にハガキで通知される予定で、6月2日以降に郵便局で購入の上、11月30日まで使うことができます。

財源は、物価高対策に使うことができる国の臨時交付金を活用するということです。