春の全国交通安全運動期間中、県内で起きた交通事故の件数と負傷者数が、去年の期間中に比べて減ったことがわかりました。死亡事故は、発生しませんでした。
県警のまとめによりますと、4月6日から15日までの春の全国交通安全運動期間中、人身事故は11件、物損事故は937件で、いずれも去年の期間に比べて減りました。けがをした人は11人で、こちらも4人減っています。
下関市王司上町の国道では15日夜、自転車に乗っていた男子高校生が軽乗用車にはねられ、頭の骨を折りました。重傷者は4人で、去年より3人増えました。一方で、交通事故による死者は2年ぶりにいませんでした。
警察は「交通ルールを守り、夜間、歩行者は反射材をつける、ドライバーはライトをこまめに切り替えるなどして、事故の防止に努めてほしい」と呼びかけています。