大分県は、海外から帰国した10代の女子生徒がはしかに感染したと発表しました。県内で感染が確認されたのは今年初めてで、2022年以来3年ぶりです。
県によりますと、臼杵市在住の女子生徒(10代)は、3月26日から4月5日にかけてベトナムと韓国に旅行していました。帰国後の11日に発熱があり、医療機関で受診した結果、21日、はしかと判明しました。
女子生徒は4月11日にJR日豊本線を利用していて、県は5月2日までに発熱や発疹などの症状が出た場合、最寄りの保健所に相談するよう呼びかけています。
はしかは感染力が非常に強く、予防接種が最も効果的な対策と言われています。県は、定期予防接種がまだの人に接種を勧めています。
【女子生徒が利用した公共交通機関】
・4月11日の日豊本線(下り)…臼杵駅7:56分着の便の1両目に乗車
・4月11日の日豊本線(上り)…臼杵駅13:40発、14:14発、14:41発
上記3便のいずれかの1両目に乗車